2021年5月19日水曜日

水素の「発電コスト徹底検証」、原発の9倍高かった!

 DIAMOND online2021.4.23より

緑文字は引用部分です。

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上記の記事では次のような検証結果を掲載しています。

地球温暖化を食い止めるには、温室効果ガスの一つである二酸化炭素(CO2)の排出をゼロにする。CO2排出をゼロにするには、エネルギーを作るときも使うときもCO2を出さない。それが脱炭素社会の美しい理想である。

 水素で言えば、CO2を排出しない再生可能エネルギーの電力を活用する「グリーン水素」が、最も美しいということだ。

しかし、結論は下記の通りです。非常に難しいようです。

日本の代表的な再エネである太陽光発電(250kW以上)は、直近の入札でのFIT(固定価格買取制度)の供給上限価格が11.5円/kWhだ。

 これに対し、IEA(国際エネルギー機関)のまとめによると、世界の太陽光発電や風力発電は平均入札価格が50ドル/MWh。これをkWhにすると同0.05ドルで、海外の再エネは日本の再エネに比べて圧倒的に安いことが分かる。

・・・水素発電は97.3円/kWhで、最も安い原子力発電(10.3円/kWh)の9倍にも上る。政府が水素と並んで脱炭素の切り札とする洋上風力発電は29円/kWh、アンモニア発電は23.5円/kWhだ。

・・・いずれにせよ、脱炭素社会で最も理想とされるグリーン水素は、現時点で日本にとっての高嶺の花なのだ。

詳細は、下記URLからどうぞ。
https://diamond.jp/articles/-/268314

私がご指導を頂いている専門家は次のように評していました。

技術論では日本はかなりいい線に行っているかと思います。しかし、融通性のない日本の社会と無意味な法規制が邪魔していることは事実です。「高の花」は、これらさえ打破できれば、進んでいくと思われます。

大事なことは、甘い美しい言葉に惑わされないこと、難しいことですが、信頼できる専門家の意見を聞くことだと思います。早く、半開の国から文明国になりたいものです。

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