2017年11月18日土曜日

長野大学の「地産地消論」で講義

 去る11月10日、長野大学4号館101教室で「東信自給圏」について、事務局安江が話させて頂きました。1年生から4年生まで学生さんが66名、一般参加が数名でした。
 皆さん、熱心に聞いてくださいました。

 内容は、何故、日本の食料自給率は先進国中最低になってしまったのか、1960年に、農業を良くするための農業基本法ができた途端に自給率が下がり始めたのは何故か、農業生産の国際比較で全ての作物のランキングが非常に悪いのは何故か、食品は加工すれば、10倍〜20倍の付加価値がつくのに、何故原料としてだけ売っているのか、日本人の主食である肉が84%も輸入でいいのか、小麦や大豆を、国際相場の5倍〜10倍ものコストで生産していて良いのだろうか、この状況を打開するために提案しているのが自給圏(スマート・テロワール)構想である。等々。

 アンケートの分析ができました。嬉しかったのは学生さんたちのアンケート結果です。肯定的前向きな回答が多くありました。ご覧ください。


(図をクリックすると拡大します)


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2017年11月4日土曜日

参考文献:自給圏(スマート・テロワール)

スマート・テロワール・参 考 文 献


■ 「スマート・テロワール」(松尾雅彦著 学芸出版社)
■ 「里山資本主義」(藻谷浩介、NHK広島取材班共著)
■ 「和の国富論」(藻谷浩介著 新潮社)
■ 「シビック・アグリカルチャー」(トーマス・ライソン著 農林統計出版)
■ 「大転換」(カール・ポランニー著 野口建彦・栖原 学訳)
■ 「市場社会と人間の自由」(カール・ポランニー著 若林みどり他訳)
■ 「発展する地域 衰退する地域・地域が自立するための経済学」
                  (ジェイン・ジェイコブス著 ちくま学芸文庫)
■ 「日本は世界第5位の農業大国」(浅川芳裕著 講談社新書)
■ 「文明論の概略」(福沢諭吉著 齋藤孝現代語訳)
■ 「サステイナブル・コミュニティ」(川村健一・小門裕幸著 学芸出版社)
■ 「中小企業成長論」(末松玄六著 1961)
■ 「流通革命」(林周二著 1964)
■ 「消費社会の神話と構造」(ジャン・ボドリヤール 野口建彦・栖原学訳)
■ 「草地の生態系に基づく放牧と酪農経営」(エリック川辺 2011)
■ 「なぜイタリアの村は美しく元気なのか」(宗田好史著 2012)
■ 「ゴローバリゼーション 人類五万年のドラマ」(ナヤン・チャンダ著 2009)
■ 「一六世紀文化革命」(山本義隆著 2007)


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