2021年2月 衆議院予算委員会(令和3年度総予算)において
キャノングローバル戦略研究所(CIGS)の山下一仁氏の農業政策提言の
報告資料が2/18のメルマガに配信されました。持論が展開されています。
余剰水田の活用の仕方においては、山下氏は輸出用米の生産を主張し、
「スマート・テロワール」では畑地への転換を主張していて違いますが、
戦後から現在に致る農業政策の過ちの指摘においては
「スマート・テロワール」と同様です。資料のPDFを添付します。
アンシャン・レジーム=旧体制
[編者註]
米政策と農協が政治と密接につながっているために、国民のための
農政ではなく、農家=一票のための農政になってしまった。
[編者註]
水田転作奨励金は減反政策であり、安倍首相が2019年に「米を自由化した」を発表したのはフェイクニュースだと主張しています。事実その通りです。下記URLからその解説を読むことができます。
[編者註]
田畑輪換(水田で米以外の穀物を生産させる政策)のために
3000億円〜4000億円の税金を使っている。その上、米価を吊り上げているので、国民は高い米を食べさせられている。その金額が6000億円になっている。欧米がやっているような農家直接支払い政策に転換すれば、約1兆円の国民負担が大きく減らせると主張しています。
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