　　【ブログ】認定NPO法人信州まちづくり研究会: 福島原発の事故を考えるコーナー

2013年5月31日金曜日

福島原発の事故を考えるコーナー

　下記のような経歴を持つハルシステム設計代表取締役安中眞介氏が，福島原発事故について，自らの体験をベースに，世界の知見を検証して書いている記事を紹介させて頂きます。
　安中氏は私の友人であり，尊敬する実業家・経営コンサルタントです。

　私は彼の言葉を信用しております。
　如何に日本が，原子力と放射能について，その能力と危険性について，いい加減であるか，欺瞞と無責任に満ちているかが判ると思います。

　全て，ハルシステム設計株式会社のホームページから頂きました。
　ここでは，コーナーの目次のみ掲載致します。
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【自身の被曝体験の皮肉さ】（「福島原発の事故を考えるコーナー」より抜粋）

私自身、原発内で相当量の放射線を浴びています。
その際、内部被曝もしています。
ですが、原発内がそんなに危険というわけではありません。
大半の作業員は「ほぼゼロ」に近い被曝しかしていません。
我々は、特殊な仕事をしていたため、常識外の状況で被曝をしたのです。

ですから、人体実験の被験者という見方もできますが、正確な被曝量は分かっていません。
本当は、これ（正確な被曝量が不明なこと）が一番の問題かもしれません。

被曝量が不明な理由は、これも本連載で述べてきました。
線量計などの測定計器（右図を参照）を外して原発内で作業をしていたからです。
しかし、このことは誰の責任でもありません。
命令ではなく自らが選択した行為であり、この行為の責任は私自身にあります。

福島原発の事故を考えるコーナー
（お読みになりたいところをクリックしてください。リンクしています）

第37回：放射線の人体への影響

第36回：原発の危険性を「客観的」に考える

第29回：放射線の本当の恐さとは（その２）

第28回：放射線の本当の恐さとは（その１）

第27回：繁栄か滅亡か④

第26回：繁栄か滅亡か③