2015年9月29日火曜日

農村自給圏構想(スマート・テロワール)

2015年9月28日、
阿部守一長野県知事とのランチミーティングに臨み、
大きな一歩を踏み出しました!

      (知事)県庁内部に農村自給圏構想の担当者を置く!


私達NPO法人信州まちづくり研究会では、東信地区に農村自給圏(スマート・テロワール)をつくりたいと計画し、活動を開始しました。

しかし、農村自給圏(スマート・テロワール)という考え方は、現時点では、誰も知らないと言っていい。

従って、最初の仕事は、農村自給圏構想を東信地域の住民の皆さんに知って頂くこと。

そのために、東信地区全域で説明会を開催し、賛同者を募ります。

説明会が一通り終了したところで、正式に「東信スマート・テロワール研究会」(仮称)を立ち上げます。

現在の私達NPOの役割は、「東信スマート・テロワール研究会」を立ち上げること!
この時、難題は「人集め」。そこで、県政との恊働が必要となりました。
そもそも、これは静かな社会革命、最初から最後まで、行政との二人三脚です。

阿部県知事とのランチミーティングの目的は、
私達と県政との恊働を模索することでした。

理事長以下7名で参加しました。

そして、知事から、すばらしい対策と提言を頂きました。

対策1 説明会を、県と共催、県の後援とかでき
    るのではないか
対策2 農政部内にこの問題の担当者を決めて
    対応する
対策3 人集めに協力する
提言1 具体性に乏しい。現在、長野県人口定
    着・確かな暮らし実現総合戦略(案)」
    への意見を募集している。
    この意見書に具体的に提言して欲しい。
    期限は10月15日です。


信濃毎日新聞の記事もご覧ください。
(画像をクリックして拡大して下さい)

ここまで決断して下さるとは予想していませんでした。
そして、私達NPOの責任も問われることになります。
知事とのランチミーティングの後、中島恵理副知事と懇談もさせて頂きましたが、
何と、我がNPOの基本テーマである「サステイナブル・コミュニティ」の研究者でも
ありました。ご自身も、ご主人と共に、八ヶ岳の麓でスローライフ生活を実践して
おられる行動派。知事と波長が合っているのでしょうね。

そもそも、農村自給圏(スマート・テロワール)とは何でしょう。
このブログのアーカイブスにありますので、下にURLを添付します。

農村消滅論から大転換
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2015/01/blog-post_17.html

「スマート・テロワール : 農村消滅論からの大転換」を読んで
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2015/07/blog-post_9.html

「スマート・テロワール : 農村消滅論からの大転換」内容紹介
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2015/07/blog-post.html


ベストは、『スマート・テロワール-農村消滅論からの大転換-』(松尾雅彦著学芸出版社)をお読み頂くことです。
姉妹本が、『里山資本主義』(藻谷浩介・NHK広島共著)です。

「懐かしい未来」を開く里山資本主義
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2015/08/blog-post.html

そして、我々の仲間になって下さい。
このブログの右サイドバーにある「このNPOについて」に説明があります。

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