2022年3月25日金曜日

本「国民のための「食と農」の授業」

  キヤノングローバル戦略研究所(CIGS)メルマガ2022/03/24 より

山下一仁 最新情報

この方の本にはプロパガンダはありません。

東大・公共政策大学院の講義を基にしたこの本では、
正しいファクツやデータを踏まえ、
食料や農業の重要課題について費用便益分析に基づき
どのような政策を採るべきかを議論します。

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 【著者より】

多くの人が世界の所得分布についての事実(ファクツ、データ)を知らないで議論しているという内容の『ファクトフルネス』という本がベストセラーになりました。同じように、食料や農業についても、たくさんの“ウソ”があります。専門家と言われる人も間違った認識に基づいて政策を論じています。また、意図的に流されるフェイクニュースもあります。

国民が食の不安を忘れ、農協、農林族議員、農林水産省の農政トライアングルに食料・農業政策を任せてしまった結果、食料安全保障は危機的な状況になっています。50年間で米生産は半減され、農地は宅地への転用や耕作放棄で440万ヘクタールしかありません。終戦直後人口72百万人、農地面積600万ヘクタールでも飢餓が生じました。今は、人口は125百万人なのに、当時をはるかに下回る農地しかないのです。シーレーンが破壊され、食料の輸入が途絶すると、国民は大変な危機に直面します。

国民のための「食と農」の授業 ファクツとロジックで考える

  山下一仁(著/文)

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